苦しみから解放されて鋼のメンタルを手に入れたい。私はそういう思いで精神修養をはじめました。ネットやSNSから離れ、一人の時間を作って自分と向き合い続ける日々。健康的な食事、睡眠、運動で精神修養の土台を作り上げ、科学的なデータに基づいた技法を片っ端から試していく。そういった生活を過ごしていくうちに私の心は急激に変化しました。不安から解放され、ポジティブな性格へと変化。ネガティブな感情にも巻き込まれなくなりました。
そこで培ったのが、理性(象使い)と本能(象)をわけて考えることです。私は象使いの視点から物事を考えることで苦しみから解放されています。
例えば、人から罵倒されたとしましょう。象が神経伝達物質を出し、怒りの感情や心拍数の上昇などの身体変化が生まれます。普通の人は感情や身体変化を自分事と捉え、ネガティブな思考を生み出し、苦しみをさらに深めていきます。しかし、私の場合は象使いの視点で「象が神経伝達物質を出して身体変化をおこしてるな。」と、他人事のように観察するのみで、ネガティブな思考はほとんど生まれません。「生存本能の反応にすぎない」という認識をもつことで苦しみから解放されているのです。
無我の境地達成!?
無我の境地とは、「自我による苦しみから解放された状態。」と言われています。つまり「私にはダメなやつだ。」や、「私はどうなるのか?」といったネガティブな思考や感情による苦しみから解放された状態ということでしょう。
私が精神修養によって変わった心理変化としては以下のとおりです。
私=理性✕本能
↓
心=私(象使い)✕本能(象)
私はネガティブな感情を他人事(象)として扱っているので、「私は~と感じている」といった「私」に関する思考はほとんど生まれなくなりました。たまにはネガティブな思考が生まれるときはありますが、客観的に見て思考から距離をとれるので思い悩むことはありません。つまり、無我の境地に達したのかもしれません。
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